「Cohen’s d(コーエンズのd)って何?」
学術研究では、介入効果を明らかにするために介入したA群と介入していないB群の差を調べます。その際に、統計的に有意な差(意味がある差)かどうかを統計検定手法を用いて見極めます。そして、その差が実際にどれほどの「大きさ」や「意味」を持っているかは「効果量」として示されます。Cohen's d(コーエンズのd)は、A群とB群の2群間の平均値の差の大きさを示す代表的な効果量のことです。
このウェブサイトのSR-Articleで示されているフォレストプロットには、この効果量であるCohen's dが用いられています。解説コラムの「フォレストプロットのみかた」も併せてご覧ください。