委員会・研究班の紹介

研究班の紹介

研究開発代表者

榎原 毅
産業医科大学 人間工学研究室 教授

  • 人間工学を専門とし、スマートフォンアプリ・ウエアラブルセンサーを用いた行動変容の研究・ビッグデータ解析に従事しています。
  • 国際人間工学連合(IEA)理事、ISO人間工学関連委員会の委員長として国際標準規格の策定を牽引してきた経験を活かし、本研究を統括、またトレンドリサーチチーム1(TR1)を主導します。

TR1 チームメンバーの紹介

   

石井 賢治
公益財団法人大原記念労働科学研究所 研究員

  • 医工学分野の知識を生かし、ウェアラブルデバイスを用いた行動評価や労働負担評価、産業現場への実装に関する研究に従事しています。
  • 本研究には、トレンドリサーチチーム1の一因として参画し、デジタルヘルス・テクノロジの技術動向について調査・分析を担当します。

鎌倉 快之
大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 准教授

  • カメラ・センサ情報処理を応用した非接触・低負担での生体信号の可視化・解析やその応用に係る研究,トモグラフィ電子顕微鏡画像からのセグメンテーションと3次元形状再構築といった医用画像処理に係る研究などに従事.
  • 日本人間工学会,医用画像情報学会,電子情報通信学会の会員.博士(情報学).

谷 直道
産業医科大学 人間工学研究室 助教

  • 働く人の作業負担や作業関連性筋骨格系障害の発生について、人間工学的な手法を用いて作業負担調査や健康診断データを用いたデータベース研究等を行っています。
  • 本プロジェクトではトレンドリサーチチームの一員として、デジタルヘルステクノロジに関する今後の技術動向などを調査しています。

常見 麻芙
名古屋市立大学大学院(医療法人山下病院)

  • 看護師として臨床で働きながら、医療従事者の筋骨格系障害や健康について人間工学の視点から研究を行っています。
  • デジタルヘルス・テクノロジを活用した社会に貢献できればと考えています。よろしくお願いいたします。

藤原 広明
産業医科大学 人間工学研究室 准教授

  • 睡眠やサーカディアンリズムに関する基礎的な研究を専門としています。ITやAIを使って睡眠をモニタリングし、分析・改善するスリープテック(Sleep:睡眠 ✕ Technology:技術)の分野に関心を持っています。

山口 知香枝
金城学院大学 看護学部 看護学科 教授

  • 専門は公衆衛生看護学です。研究では、アプリ等のツールを使ってアレルギーの発症やストレスの軽減に資するアプローチ方法を、公衆衛生学的見地及び人間工学的見地から模索する研究をしています。
  • TR1に所属し、アプリやデジタル機器とその技術を調査し、論文化されていない知見も含めた動向を探るため、少しでもお役に立ちたいと思います。

 

 

研究開発分担者

江口 尚
産業医科大学 産業精神保健学 教授

  • 専門:産業精神保健。10年以上の専属産業医経験を含めて豊富な産業医実務経験とネットワークを有します。
  • 経営学修士を有し経営学についての知見も有しており、各ステークホルダ・ニーズ把握と提供価値を抽出するトレンドリサーチチーム2(TR2)をを主導します。

TR2 チームメンバーの紹介

   
氏名所属
産業保健実務者分科会(日本産業衛生学会4部会からの推薦者)
木内 敬太 労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター 特定有期雇用職員
黒田 玲子 東京大学 環境安全本部 准教授
小林 宏明 住友商事 人事厚生部 ヘルスプランニングチーム 歯科診療所 所長
森鍵 祐子 山形大学 医学部 看護学科 地域看護学 准教授
研究者分科会
井上彰臣 産業医科大学IR推進センター 准教授
内田満夫 群馬大学 大学院医学系研究科公衆衛生学 准教授
小泉志保 京都大学 学際融合教育研究推進センター 政策のための科学ユニット 特定助教
高階光梨 千葉大学 子どものこころの発達教育研究センター 特任研究員
山本一道 一般社団法人気道疾患研究会 代表理事
渡辺和広 北里大学医学部公衆衛生学 講師
スタートアップ企業・サービスプロバイダーによる分科会
荒木 剛 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 部長
小川 晋一郎 株式会社Awarefy 代表取締役

 

 

研究開発分担者

今村 幸太郎
東京大学大学院医学系研究科 デジタルメンタルヘルス講座 特任准教授

  • メンタルヘルスの認知行動療法のデジタル介入を専門とし、東京大学職場のメンタルヘルスレビューチーム(TOMH-R)を主導しています。
  • 世界保健機関(WHO)精神保健部からシステマティック・レビューの委託を受ける実績を活かし、システマティック・レビューチーム(SR1)を統括します。

TR2 チームメンバーの紹介

   
氏名所属 (2023年4月時点)
浅岡 紘季 東京大学精神看護学分野・院生
有馬 秀晃 品川駅前メンタルクリニック・院長
安藤 絵美子 国立がん研究センター・研究員
飯田 真子 東京大学精神保健学分野・特任助教
井上 彰臣 産業医科大学IR推進センター・准教授
井上 嶺子 日立Astemo株式会社・産業医
今村 幸太郎 東京大学デジタルメンタルヘルス講座・特任准教授
岩永 麻衣 国立精神・神経医療研究センター・リサーチフェロー
江口 尚 産業医科大学産業精神保健学研究室・教授
大塚 泰正 筑波大学人間系・准教授
川上 憲人 東京大学デジタルメンタルヘルス講座・特任教授
栗林 一人 東京医療保健大学千葉看護学部・講師
小林 由佳 法政大学現代福祉学部・准教授
駒瀬 優 東京大学精神保健学分野・客員研究員
櫻谷 あすか 東京大学デジタルメンタルヘルス講座・特任講師
佐々木 那津 東京大学精神保健学分野・講師
島津 明人 慶應義塾大学総合政策学部・教授
堤 明純 北里大学医学部公衆衛生学・教授
津野 香奈美 神奈川県⽴保健福祉⼤学⼤学院・准教授
日野 亜弥子 産業医科大学産業精神保健学研究室・学内講師
渡辺 和広 北里大学医学部公衆衛生学・講師

 

 

研究開発分担者

金森 悟
帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 講師

  • 産業保健師の実務経験および人とのつながりと健康格差等の公衆衛生研究を専門としています。
  • 日本産業衛生学会内において「若手研究者の会」を主幹してきた実績を活かし、多職種連携による若手研究者レビューチーム(SR2)を主導します。

SR2 チームメンバーの紹介

   

池田 大樹
(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 主任研究員

  • 2009年広島大学大学院総合科学研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員等を経て2015年より現所属。
  • 労働者の睡眠や勤務間インターバルなどに関する研究を行っています。

稻川 優多
自治医科大学医学部 助教

  • 総合病院精神科での臨床経験を基礎に、研究面では脳刺激療法(電気けいれん療法、反復性経頭蓋磁気刺激療法)から精神病理学的考察まで幅広く行なっています。
  • 精神保健指定医、医学博士、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本老年精神医学会専門医・指導医、公認心理師ほか。

加藤 梨佳
自治医科大学 精神医学講座 客員研究員

  • 産業医及び精神科医としての豊富な経験を持ち、産業精神保健を専門としています。
  • 日本産業衛生学会の「若手研究者の会」の世話人として、多職種連携による若手研究者レビューチーム(SR2)に参加します。

日野 亜弥子
産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室 学内講師

  • 産業精神保健を専門とし、過重労働や小規模事業場のメンタルヘルス対策に関する研究を行っています。企業での専属および嘱託産業医経験を有します。
  • 日本産業衛生学会 若手研究者の会の一員として、若手研究者レビューチーム(SR2)に参加しています。

武藤 剛
北里大学医学部衛生学 講師

  • 総合内科専門医、産業衛生専門医、労働衛生コンサルタント。PMDA産業医、順天堂大学、日本医師会武見国際フェロー(Harvard)、千葉大予防医学センターを経て現職。
  • 個が分散孤立する時代に、環境と人間活動の調和、疾病と仕事の適合調和を、個人に直接介入できるデジタルツールでどのように目指すか、社会実装を検討します。

山内 武紀
昭和大学医学部衛生学公衆衛生学講座 准教授

  • 化学物質の曝露と生体影響の評価およびモデルを用いた数理疫学研究を専門としています。
  • 日本産業衛生学会 学術委員会 若手研究者の会からの参加で、SR2のメンバーとして参加します。

 

 

研究開発分担者

小島原 典子
静岡社会健康医学大学院大学・疫学領域長・教授

  • 専門:疫学・公衆衛生学。20年以上にわたるMinds診療ガイドライン作成支援委員の経験を活かし、ガイドライン作成の指導・監督の重要な役割を担います。
  • 日本疫学会上級疫学専門家、社会医学系専門医協会指導医・専門医, 日本公衆衛生学会認定専門家ほか。

ガイドライン作成チームメンバーの紹介

   

田中 仁啓
静岡社会健康医学大学院大学 社会健康医学研究科 疫学領域 准教授

  • システマティックレビューを通し、メンタルヘルス領域におけるデジタルヘルスを用いた予防介入の有用性に関して、エビデンス構築に貢献したいと思います。

 


 

 

統括運営グループ委員会

氏名 団体名   所属機関
森 晃爾 
(座長) 
日本産業衛生学会 産業医科大学 産業保健経営学 教授
赤津 順一 産業保健人間工学会 日本予防医学協会 理事
井上 幸紀 日本精神神経学会 大阪公立学大学院 医学研究科 神経精神医学 教授
大須賀 美恵子 日本人間工学会 大阪工業大学 ロボディクス&デザイン工学部 教授
加藤 憲忠 日本産業精神保健学会 富士電機株式会社 産業医
後藤 温
日本疫学会 横浜市立大学 医学部公衆衛生学 主任教授
島津 明人 日本心理学会産業保健心理学研究会 慶應義塾大学 総合政策学部 教授
渡辺 和広 日本産業ストレス学会 北里大学 医学部 公衆衛生学 講師
●プログラム・スーパーバイザー(PS)

中山 健夫   京都大学大学院医学研究科 健康情報学 教授

●プログラム・オフィサー(PO)

木下 彩栄   京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻先端基盤看護科学講座 教授

野出 孝一   佐賀大学 循環器内科 主任教授・内科主任教授

堤 明純(*1)  北里大学 医学部 公衆衛生学 教授

*1:兼務、日本産業衛生学会・学術委員会