Future Research Questions

Future Research Question 10「長期的な予防効果に関する検証の必要性」

本システマティック・レビュー(SR)におけるランダム化比較対照試験(RCT)の論文では、デジタルヘルス・テクノロジ(DHT)を用いたメンタルヘルス介入の効果を介入直後から12カ月以内に測定しています。従って、比較的短期間での効果を検証していることになります。

 例えば、「DHT介入プログラムを一定期間継続した場合において、その後どの程度の期間予防効果が継続するのか」、あるいは「DHT介入プログラムの使用を数年間継続した場合に効果は担保されるのか」などについて更なる検証が必要です。

 f10