「WHO職場のメンタルヘルス対策ガイドライン」
世界保健機関(WHO)が2022年9月28日に「職場のメンタルヘルス対策ガイドライン」を公開しました。
本ガイドラインは、ポジティブメンタルヘルスの促進ならびに心の健康問題を予防するための、組織介入、管理監督者・労働者のトレーニング、ならびに個人向け介入について、公衆衛生に関するエビデンスベースの包括的なガイダンスに加えて、心の健康問題を伴う休職後の職場復帰や、心の健康問題のある人々の就労に関する推奨 事項が示されています。
本日本語版は、本事業(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業(ヘルスケア社会実装基盤整備事業):メンタルヘルスに対するデジタルヘルス・テクノロジ予防介入ガイドライン」の支援を受けて翻訳されました。
主な内容
The Grading of Recommendations, Assessment, Development and Evaluations (GRADE)アプローチに従ってエビデンスの系統的レビューが実施されました。エビデンスの確実性、望ましい効果と望ましくない効果のバランス、受益者の価値観と選好、資源の要件と費用対効果、健康の公平性、平等と差別、実現可能性、人権、社会文化的受容性といった、さまざまな要素を考慮した推奨事項が示されています。一例を以下に示します。
ガイドライン本文は下記をご覧ください。
世界保健機関(WHO)職場のメンタルヘルス対策ガイドライン日本語版 (PDFファイル: 6.5MB)